先日、無心の世界の事を書きました。
NHKで今年の正月にやっていた「イチロー」の特集番組のビデオを久しぶりに見て、感銘を受けて、書きました。
無心の世界には恐怖心も無く、計算も無く、本当の才能が発揮できる境地だと思います。
感じるままに動く。
Don’t think, feel.
ブルースリーの言葉です。
こんな心境、境地、で走れたら本当に速く走れるのでしょうね。
「かめレーサー」は残念ながら、邪念だらけです。
片山敬済さんが、最後にお坊さんになったのもなんとなく分かる気がします。
彼は、ケニー・ロバーツとフレディー・スペンサーのバトルを目の前で見て、そう感じたと著書の中で言っていました。
「彼ら二人は神の領域で走っている」と。
「なぜペガサスが空を飛べると思う?それはペガサスがなぜ空を飛べるかを考えていないからさ。もし、なぜ飛べるかと考え出したら、ペガサスは空を飛べない。」という言葉を思い出します。
最近、サーキットを走れず、いろいろな事を考えているうちに、こんなところに行き着きました。
ちなみに、前述の台詞は泉優二さんが書いたチャンピオン・ライダーに書いてあったと思います。
既に廃刊ですが、とても感銘を受けた小説です。
理想のライディングを目指して、無意識の世界で走れるように頑張ります。
「頑張ります」って台詞は、思いっきり意識下の台詞ですが。
最近、サーキットに行けない日々が続いている為、こんな事を考えています。