優勝は予選から絶好調だったケーシー・ストーナー。
決勝は雨は降らず、ドライでのレースとなりました。
ロッシは2位、ペドロサが3位と強豪が順当に上位を占めるレースでした。
新型エンジン投入で「かめレーサー」が密かに活躍をきたしていたヘイデンは序盤こそ、上位にいたものの、最近のパターンで中盤以降ずるずると順位を下げ、最終的には7位フィニッシュとなりました。
脅威てきなのはホルヘ・ロレンツォ!
なんだかんだで、6位入賞。
若さですね~。
最近好調のエドワーズは4位。
好調を維持している様子です。
今回のレースはスロットルワークを中心に見ていました。
ロッシを見ていると、コーナーのクリップ手前まで、ブレーキを引きずっています。
そしてブレーキを放してすぐに、スロットルを開きます。
スロットルをパーシャル状態する時間はありません。
スロットルの開け始めはゆっくりですが、一度開け始めると、その後はかなり大胆に全開にしてゆきます。
開け始めの時に、ブレーキングで逆にはったチェーンの弛みを取ったり、タイヤの加重をフロントからリアへ移したりだとか、微妙な事をやっているのでしょうね。
チェーンの弛みは慎重に取らないと、ガチャとマシンにショックが伝わってしまいます。
この辺りの練習は公道でも出来るので、「かめレーサー」も意識して乗ってみようと思います。
さて、ストーナーも復活して、ペドロサも相変わらず、着実なレース運び。
ロッシはまだポイントリーダーですが、なかなか簡単にチャンピオンと言うわけにもいかなそうです。
3年ぶりのチャンピオン目指して、頑張れロッシ!!