かめレーサーです。
本日はキャブレターのオーバーホール。
まずはサクっとエアクリーナーを外します。
TZRのキャブにはクーラント液が通っているので、水も抜きます。
キャブのスロットルバルブを外してキャブを取り外しました。
さてオーバーホールですが、問題はフロートを取り付けているピン。
一番右側に見える、穴にはまっているピンです。
これが向きが逆についているのです。
本来、このピンは軽く手で抜けるものなのですが、ピンの向きが逆な為全く外れません。
今回は意地でもこのピンを外して、フロートやニードルバルブも洗浄しようと思っています。
さて、このピン。
まずはピンと同じ太さの釘で、逆側から叩いてみます。
用意した釘です。
不安定なキャブを抑えながら、先ほどの穴に釘を当てて上から金槌で叩きます。
全く、びくともしません。
いろいろ角度を変えたり、土台を木で作ったりして試行錯誤を繰り返しましたが、金槌で叩く方法では結局だめでした。
なんとこれだけで1時間も格闘していました。
なかなか手ごわい。
仕方ないので、今度は万力を用意して、じわっと力を加えて押し出すことにしました。
これまた試行錯誤を繰り返し、30分程格闘。
ついにピンが抜けました!
ようやくキャブのオーバーホールが出来ます!
しかし・・・
このバイク、中古で購入時に店で整備してもらっているんですよね~。
店員が「キャブもオーバーホールしておきました」と言っていたのですが、その時にピンのつけ間違いをやったのかな~。
プロとは思えない!
3万円位取られたのですが、現状で整備無しで受け取った方が良かったかもしれません。
クーラント液も泥水の様でしたし・・・
ちょっと愚痴をこぼす「かめレーサー」です。
まぁ、ピンの取り方も発見したのでホッと一息です。
本日はここまで。
かめレーサーでした。