さて、本日はスーパーバイクの開幕戦第2レース。
第1レースはトップ3位内は全てイギリス人。
レイ、ハスラム、デイビス。
序盤はレイ、デイビスの2人が一騎打ちという感じでレースが展開されます。
2週目にはハスラムとファンデルマルクが追い付いてきました。
ちなみにファンデルマルクは昨年のスーパースポーツ世界選手権(600cc)のチャンピオンだったそうです。
少し脱線しますが、スーパーバイクの開幕戦と同時にスーパースポーツ世界選手権も開催されました。
優勝したのはMVアグスタ!
ちょっとびっくりです。
「かめレーサー」の年代でもMVアグスタは旧車のイメージ。
ジャコモ・アゴスチーニという60年代位までのスーパーライダーが乗っていた印象しか無いバイクです。
それが現代の600ccクラスの日本車を差し置いての優勝。2位もMVアグスタでした。
もしかして、排気量でも違うのかな?
2気筒とか・・・
今度調べて見ようと思います。
スーパーバイクに戻ります。
4週目にはサイクス、トーレスがトップグループに追いつき6台が数珠つなぎでトップ争いを始めました。
5週目には3番手争いのハスラムとファンデルマルクがカウルをぶつけ合って順位を変えながらのバトルが続きます。
ベテランのハスラムもなかなかやる!
昨年以上にマシン差が無くなったスーパーバイククラス。
1000ccでほとんど市販車という状態で、重い車体を振り回しながら激しいバトルが続きます。
7週目にはハスラムは2位に上がり、第一コーナーでレイのインをつこうとします。
しかし、ここはレイもゆずりません。
翌週の8週目にはハスラムがアプリリアの伸びを利用して第一コーナーでトップに立ちます。
続いてファンデルマルクもレイをパスします。
ファンデルマルクは昨年のスーパースポーツクラスで開幕戦以外は全て表彰台という安定性も持っています。
9週目にはレイが5位まで落ちて、6位の同じメーカーのカワサキ、サイクスとランデブー走行。
それにしてもスーパーバイクはタイヤが良く滑ります。
ちょっとハードなブレーキングをすると、すぐにリアが外側に振り出されます。
低速系のドリフト走行見たいです。凄い!
4位のファンデルマルクは、前の週からブレーキング時のリアの滑りが激しくなってきました。
解説の八代さんも「タイヤが心配ですね~」とコメントしています。
12週目。
一旦5位まで落ちていたレイは4位まで復活。
他の3台(デイビス、ハスラム、ファンデルマルク)と共に、5位以下を引き離し始めました。
5位はサイクス、6位はトーレス(Moto2でも走っていたライダーです)。
13週目にはファンデルマルクが初の首位を走ります。
レイもデイビスを抜いて3位、さらに前を目指します。
13週目にハスラムがファンデルマルクを抜いて再び首位。さらにレイ、チャドもファンデルマルクを抜きます。
15週目にはトーレスがトップグループ4台に追いついて来ます。しかし、16週目には上位3台が4位以下を引き離し始めます。
18週目の第一コーナーでは6位走行中のトーレスが転倒!ちなみにアプリリア。
ここからファイナルラップまでレイ、デイビス、ハスラムが壮絶なバトルを繰り広げます。
ファイナルラップの最終コーナーでレイがトップで戻ってきました。
第一レースと同じ展開です。
しかし!、今回はスリップについたハスラムの飛び出しのタイミングが最高でした!
ゴールライン、ギリギリでハスラムがレイを抜き去って優勝。実に2010年いらい120レース振りの優勝という事でした。
次回のスーパーバイクは3/22タイだそうです。
ちなみにMotoGPの開幕は3/29カタールGPです。
いよいよシーズンインとなって参りました!
「かめレーサー」でした。