最近修理ばっかりの「かめレーサー」本日は、気温も涼しかったので修理開始です。
改めてサーキットを思い切り走りたい!
サーキットで焼付いてから、ガムテープすら剥がしていませんでした。やはりショックだったので・・・
今回は、左右のシリンダーを開けて腰上オーバーホール(OH)を予定しています。
まずは、シート、タンク、マフラーを外します。
いつ雨が降り出すか分からないので、急いで作業しています。
その代り、写真があまり取れていません。
エンジンを傾けるので、スプロケも外します。
インパクトレンチを使って、軽々取り外しました。
冷却水も抜いて、ジャッキアップの用意です。
右側のシリンダーは、エンジンを傾けなくても外せるので、この状態でシリンダーを開けます。
その前に、ちょっと気になっていた冷却水の循環が正常にいっているかウオーターポンプの動きから確認します。
ウオーターポンプはこの部分についています。
このカバーを外すとプロペラが姿を現します。
プロペラが出ている状態でエンジンを回して見て、プロペラが回ればOKです。
「かめレーサー」のTZRはOKでした。
しかしこのエンジン、ヤフオクで落札したのですが、エンジンの中まで綺麗にクリーニングしてあります。
良いエンジンで良かった(左側がひどい焼付きでなければ良いのですが・・・)
プロペラの確認をした後で、右側のシリンダーを外します。
右側のシリンダーはオイルが大分多く着いていましたが、状態は良い感じです。
「かめレーサー」は庭で作業をしているもので、蚊取り線香は必須アイテムです。
右側のシリンダーを確認したので、続いて左側のシリンダーに移ります。
エンジンマウントボルトを外して、エンジンを傾けます。
シリンダーを外します。
うわー、ピストンが少し変形している。
しかし、シリンダーには傷ついていませんでした。
少し異物が混入したのかもしれません。確認不足でした。
シリンダーヘッドも少し痛んでいましたので、スペアと交換です。
これは交換したシリンダーヘッドです。
取り敢えず、ひどい焼き付きで無くて良かった!
これで修理は簡単に出来そうです。
今回は、オイルポンプも復活させる予定です。なにしろセッティングが出しにくい!
ノーマルだったら大体良い感じのセッティングも分かっているので、改めてノーマルに戻します。
分解したシリンダー、シリンダーヘッドをKMクリーンに漬け込んで洗浄です。
漬け込んでいる間に、センターオイルシールのチェックです。
これを左側のクランクケースに流し込んで、少し置いてみます。
20分位置いて、右側のクランクケースからガソリンが漏れてこなければオイルシールは大丈夫です。
これで30分程置きましたが、右側からガソリンは出て来ませんでした。
オイルシールもOK!!
本当に良いエンジンです!
さて、早速組み立てかな~、と思ったら雨。
急いで片づけをして、本日はここまで。
「かめレーサー」でした。