少し空いてしまったので、現状でのTZRの問題点を纏めてみます。
1.左側シリンダーヘッド部分からの水漏れ
2.スプロケの取り付けシャフト部分からのギアオイル漏れ
3.クラッチがうまく切れない
以上3点です。
パーツ待ちの間に、今回焼付いてしまったエンジンを分解して見ました。
やはり焼付いているのは、左側のシリンダーの様です。
シリンダーヘッドを開けると、少し溶けて傷だらけになったピストンが顔を出しました。
シリンダーを外して見ます。
なんか引っかかった感じでエンジンが回りません。
インテークマニホールドを外して中を見てみます。
やはりクランクが怪しそう!
シリンダーを外して見ると、クランクが焼付いているのがはっきり分かりました。
一番初めの焼き付きと同じ症状でした。
オイルポンプからのオイルの供給がうまく行っていなかったのでしょう、今回は前のエンジンでオイルポンプからのホースを全て新品に変えました。
しかし、新品のホースは長すぎる様なので切って調整しました。
次に左側のシリンダーです。
ピストンを取り付ける前です。
ピストンのクランク部分にベアリングを取り付けて、改めてグリスアップしました。
シリンダーも取り付けます。
ガスケットが大分へたっている様です。
これが水漏れの原因だった様です。
改めて、液体ガスケットをつけて組み直しました。
エンジンが着いていないフレームはさっぱりしています。
さて、エンジンの取り付けですが、「かめレーサー」は一人で作業しているので結構大変。
この続きは、また明日。
「かめレーサー」でした。