大分冷却水が汚れていたTZR。引き続きエンジン上部のOH(オーバーホール)を進めます。

まずは、右側のシリンダーから。

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いつものプラグの感じです。焼付いた感じはありません。いつもはもう少し濡れている感じもします。
右側は焼き付き大丈夫かな?

シリンダーを外す為にYPVSのプリーを外します。

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この辺りは慣れた仕事です。

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YPVSのプリーを外した状態です。ここからYPVSのカバーを外すと、シリンダーを外す事が出来ます。次にシリンダーヘッドも外します。

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やはり右側のシリンダーは焼付いていない様です。シリンダーヘッドも綺麗でした。良かった、良かった。

シリンダー本体を外します。

IMG_2222 IMG_2223 IMG_2224シリンダー自身は綺麗です。

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ピストンは少々焼け気味でした。ピストンも取り外そうと思ったのですが、エンジンが回らない為、クランキング出来ず ピストンを外せません。シリンダーの焼き付きでこんなに固く固着してしまうのでしょうか?相変わらず不安です。

さて、完全に焼付いているであろう左側のシリンダーを外します。まずはプラグの確認。

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プラグの上部が熱で溶けています。完全に焼き付きです!うわ~!

左側のシリンダーを外す為に、リアタイヤも外します。今回はクランクケースも割る予定なので、スプロケも外します。まずは、リアタイヤ。

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最近はタイヤウオーマーを使うために以前とは異なるリアスタンドを使っています。しかし、このタイプだとリアホイールのボルトが抜けない。仕方ないので以前使っていたリアスタンドに交換です。

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これでリアホイールが外せました。最終的にはリアサスペンションを少し下げるつもりです。

スプロケも外して、エンジンを降ろす(傾ける)準備が出来ました。ジャッキでエンジンを支える様にします。

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この状態でエンジンマウントを外します。まずは前にエンジンを傾ける為に前方、上部を外し、下部のボルトは残します。

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続いてキャブレターを外します。

 

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エアチャンバーも外しました。エンジンを傾けます。

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まだ少し引っかかった感じがします。どうやらYPVSのワイヤーが外れていないせいの様です。

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この部分を外して、ようやくシリンダーが外せます。

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シリンダーヘッドを外します。右側のシリンダーと比べると明らかに焼けて真っ黒です。オイルでは無く表面がざらざらで黒くなっています。完全にアウトです。

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続いて、シリンダーを外します。外す前の写真です。ピストンとシリンダーが固着している様です。あ~あ!

シリンダーを外した状態を一枚。

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思ったよりすんなりとシリンダーが外れました。ピストンと固着していない?という事はクランクが焼付いているのか?!

この状態になっても、クランキングしません。

早くクランクケースを割って中を確認したい。この時点でかなりの重傷です。

気を取り直して整備を続けます。

本日はここまで。「かめレーサー」でした。

かめレーサー wrote