昨日のドイツGPを見ていて感じたのですが、ドカティのトラクションコントロールシステムについて書きたいと思います。

ストーナーは雨の中、非常に大胆にアクセルを開けて走っていました。
これはトラクションコントロールシステムが働いて、コントロール出来ないスライドを抑えていたのではないかと思っています。

このシステムはドカティでは昨年中から随分研究されていたらしく、シーズン後に試乗でドカティに乗ったライダーは多くの人が「かなり寝ている状態で思い切り開けないとトラクションが掛からない」といっていました。

同じ話はカワサキのマシンでも見られていたようです。
今年もカワサキのマシンはリアのトラクションが得られないと言われていますが、これはこのシステムがうまく行っていないのかもしれません。

このシステムはベテランのライダーには不利なシステムかもしれません。
アクセルワークの微妙なコントロールも逆に仇になってしまうかもしれません。

その証拠にドカティはストーナー以外のライダーはいい成績を残せていません。
マルコメランドリの様なベテランが大苦戦しているのは、アクセルコントロールの感覚が以前と全く違う為では無いかと思っています。

ヤマハのマシンはドカティに比べるとこのシステムの効きは少ないようで、ベテランのエドワーズが活躍出来ているのもそのせいかもしれません。

まぁ、「かめレーサー」には別世界の話ではありますが。

まずは、パワースライドのコントロール。
これを身に付けられるように頑張ります!

かめレーサー wrote