昨日、ようやくアメリカGPの決勝を見ました。
凄いレースでした。
今シーズン最高のレースだと思いました。
ロッシの安定した走り。
ストーナーも常に限界までの走行。
最後は転倒してしまいましたが・・・。
ロッシは安定はしてましたが、非常にハードな走りでした。
まさかコークスクリューでコースアウトするまで攻めるとは。
すごい!!
今回3位のバーミューレンもブリジストンユーザーでしたので、ミシュランよりブリジストンの方が有利だったのかもしれません。
しかし、ブリジストン同士のストーナー、ロッシの対決は見ごたえがありました。
接戦を演じている時に、ブレーキングと、アクセルの開度が分かるように表示があったのですが、それを見て思ったのは、以前もここに書きましたが、ストーナーがアクセルを開けるのが早い事、早い事。
ロッシの後ろを走っていたにも関わらず、ストーナーの方が全開にするタイミングが早いのです。
やっぱりドカティのトラクションコントロールシステムをストーナーが完全に信頼しているのですね。
あのアクセルの開け方は、ベテランになるほど難しいと思います。
ロッシでさえストーナーの数秒後に全開にしていました。
前を走っていたにも関わらずです。
ストーナーは相当バンクしている状態から、何のためらいも無く、一気に全開にしているのです。
比べられる話ではありませんが、「かめレーサー」が始めてパワースライドを経験したやまなしでも、いつもより1段高いギアでかなりバンクしている状態から思い切りアクセルを開けました。
それで、パワースライドを体験できたのです。
もちろんMotoGPのマシンと比べるまでも無いですが。
ストーナーは全面的な信頼を置いてアクセルを開けているのでしょうね。
今回のレースを見ていて、マルコメランドリが結果を残せないのが分かるような気がしました。
しかし、素晴らしいレースでした。
久々に「かめレーサー」も、結果を知った上でも物凄く盛り上がってしまいました。
今のところ今シーズンのベストレースです。
これから、GPはしばらく夏休み・・・。
ちょっと寂しい気もしますが、夏休み明けにロッシが大活躍するのを楽しみにしています。