昨日途中で記事を終えてしまった、シリンダーの組み立ての続きです。

ピストンを組み込んだ後は、右側のシリンダーと同様に2スト用のオイルでたっぷり浸した状態でピストンリングを押さえながらシリンダーを組み込みます。

左側のシリンダーはエンジンをおろした状態でも、ある程度上を向いているのでシリンダーにピストンがはまった状態で「スー」っとシリンダーが降りてきます。

これでシリンダーの組み付け完了です。
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シリンダーのナットを締めたら、ガスケットを装着。
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シリンダーヘッドを取り付けます。
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予め組んでいたリードバルブを取り付けます。
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エンジンの後ろ側から見ると、こんな感じです。
IMG_0616.jpg

YPVSの組み付けです。
この辺りは右側と一緒なので割愛します。

組み付けたところ。
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これでシリンダーの組み付けが左右とも終わりました。
いよいよおろしたエンジンを元に戻します。

かめレーサーは一人で作業をしているので、「おろしたエンジンを戻す」という作業が最大の難関と感じておりました。

まずは、エンジンの下にジャッキを入れます。
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このジャッキは車用のものなので、右手でエンジンを支えながら左手でジャッキアップします。

これがなかなか難しい。

三か所あるエンジンを止めるボルトの一番下側のボルトから止めて行きます。
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このボルトを止めます。(これは止まった後の写真です)

これがなかなか穴が合いません。
ジャッキは滑るし、エンジンは左右に傾くし・・・
最後はほとんど右手でエンジンを持ち上げて足でボルトを差し込みました。
10分程の格闘です!

これでくたくたになってしまいました。

よく考えて見たら、このボルトは抜かなくてもエンジンを前に傾けられるのでシリンダーの取り外しは左右とも出来たんですよね。
良い経験でした。

一番したのボルトが止められれば後は、ジャッキが活躍です。
一番上のボルトは簡単に止められました。
IMG_0622.jpg

ようやくエンジンが元に戻りました!

本日はここまで。

かめレーサーでした。

かめレーサー wrote