筑波サーキットでガタガタだった「かめレーサー」ですが、早速ライディングを見直す為に本を読み始めました。
ケニー・ロバーツ RIDE TO WIN
以前、復刻本を読んでいましたが、いつのまにかDVD付で再販していたので購入しました。

本だけとは違いDVDで実際にケニー・ロバーツの実際の走行が見れるのは貴重です。

それでDVDを見ていて感じたのですが、ケニーがブレーキングの最中に体重移動を行っている様に見えるのです。
本来、ブレーキング時はかなりの減速Gがかかっており、とても体重移動を出来るとは思いません。

この本でケニーは「ブレーキの減速Gは右手の親指の付け根で支える」と言っています。
しかし、あの強烈な減速Gが掛かっている中で腕だけで体を支えて体重移動を行っているとは思えません。
そんな事をしたら、ブレーキを握っている右手の細かいコントロールも出来ませんし、ハンドルに全体重が掛かってしまったら、後輪も浮いてしまいます。

という事は、体重移動をしている時はまだブレーキングを開始していないか、本格的なブレーキングが終わっている?

DVDを見る限りではブレーキレバーに指は掛かっています。

かめレーサーは今まで、ブレーキが終わってからそのまま倒しこめる様に初めからコーナリングの体制でブレーキングを行っています。
その為、どうしてもバイクの前に乗るような状態でコーナーに入っていっていました。

以前RIDING SPORTSの走行会でも「バイクの前の方に乗りすぎている」と指摘をされていました。

今回の筑波サーキットでの走行で、ブレーキリリースを課題にしようと思っていました。
(実際の走行はガタガタでしたのでブレーキリリースがどうこう言える状態では無かったのですが)

このブレーキリリースの際に体重移動をしているのかもしれません。

よくブレーキをひきずるという表現もしますが、実際の減速はやはりバイクが直立に近い状態で終わらせて、その後のフロントブレーキはフロントタイヤのグリップの調整とかフロントフォークが伸び切ってしまわないようにする為に使用しているのかな?

このあたりを今度の走行で考えて見たいと思います。

その前に、ちゃんと膝が擦れるようにBKライディングスクールに行ってきます。

改めて、レースを目指して頑張ります。

かめレーサーでした。

かめレーサー wrote