ホンダのサイトを見ていたら、壁紙のダウンロードページがありました。
HRCのチームのサイトの様です。
いつもはヤマハのファンである「かめレーサー」ですが、ホンダのNR500は結構大好きです。
1967年にGPを撤退したホンダ。
そんなホンダでしたが、1977年12月に当時の河島社長がGP復帰を宣言しました。
それから2年後1979年に当時の最高峰クラス500ccに登場したのがこのNR500です。
なかなか中身が公開されることは無く、記者の想像でNR500の記事が大量に出ました。
取り敢えずわかっているのは4ストで有る、一気筒に2本のプラグがついている、という位で本当に楕円ピストンだったのか?等憶測が飛びまわりました。
圧倒的な2スト有利の中、ホンダはNRで頑張りました。
1982年までNRで参戦を続けますが、最終的にはGPでのポイント獲得は出来なかったと記憶しています。
当時のGPのポイント獲得可能な順位は現在と異なり10位まででしたけど。
メインのライダーは片山敬済!
日本人初のGP350ccクラスチャンピオンの片山をもってしても、ポイント圏内を走る事は難しかった様です。
やはりマシントラブルが多かった様です。
当時としては驚異的な最高回転数20,000回転。
これによりバルブ類の破損が多く起きました。
1982年で完全に世界から姿を消したNR500でしたが、その10年後にNR750として市販されました。
先頭で紹介した壁紙のサイトで市販車のNRの壁紙もありました。
市販車NRは520万円という高額で売り出されました。
中古車としてある程度は出ている様ですが、全て新車価格を大きく上回っています。
「かめレーサー」もお金に余裕が出来たら買ってみたいですね~。
懐かしいバイクのお話でした。