今日は天気も良く、久しぶりに時間が取れたので、TZRのキャブセッティングの続きです。
前回右のキャブのパイロットジェット(PJ)を#12.5にしたところまで書きました。
その後、少し走ってみましたが、相変わらずアクセルを戻したときの回転の戻りが悪い!
やはり寒くなって来た為、全体的にセッティングが薄めになってしまっているのかもしれません。
全閉にした時の回転の戻りが悪いのは全閉時やアクセル開度1/8以下でのガソリンが薄いので、PJを#15まであげてみることにしました。
作業は大分慣れてきたので20分位で終了。
アイドリングの調整をエアスクリューやスロットルスクリューで行います。
早速試走して見ます。
アクセル開度1/4位までは良い感じになってきました。
それでも1/4から3/4位がかなり悪い。アクセルを開けても極端に回転が落ちる感じです。
これもガソリン薄いのかな?
このアクセル開度の部分の調整はジェットニードル(JN)のクリップ位置で調整です。
現在は上から2番目の位置にクリップをつけて、やや薄めのセッティングです。
これを左右共に3番目の位置にクリップを下げて見ます。
JNを取り外す作業は結構やっかいで、左右のクリップ位置を変更するのに50分程掛かってしまいました。
左右共にクリップを3段目にしただけで、他はいじりません。
これで走ってみると、先ほどよりは良いのですが、やはり1/4から3/4の部分の回転のつきがまだまだです。
少し速めにアクセルを開けると、全く回転がついてこないでエンジンが止まるかと思うくらいに回転が落ち込みます。
これはまだまだ薄いという事ですね。
プラグを見てみると周りは黒いのですが、中心部分は特に左側のプラグが白い感じです。
これは高回転での薄めのセッティングを意味しています。
JNのクリップをさらに一段下げるより、メインジェット(MJ)を交換した方が良いかな?
今回は左側のキャブの(MJ)を#200から#230にアップして見ました。
早速試走・・・、ぜんぜん駄目になってしまいました。
今まで、ある程度ちゃんと回っていた高回転も回らなくなってしまいました。
多分、濃すぎかな?
MJを元に戻して、JNクリップ位置で調整しないとだめかもしれません。
本日はこの辺で時間切れ、また改めて時間を作ります。
最近なにかと忙しい「かめレーサー」でした。