昨日予定をたてた通りにTZRの整備を行いました。
ほぼキャブ調整です。
まずは右側のキャブのH高(油面)調整から。
タンクとエアクリーナーを外して、左側のキャブを外します。
フロートも外して調整を行いました。H高は17mmピッタリにして、オーバーフローしないかを実際にガソリンを流して確認しました。
この状態で現在290番となっているメインジェットを300番に変更。
このまま一度エアクリーナー、タンクを取り付けて試走してみます。
本当は6速全開でエンジンカットを行っての点火プラグ確認と行きたいのですが、サーキットで無ければ無理!
仕方なく1速で全開にしてエンジンカット。点火プラグを確認しました。
写真は撮りませんでしたが、右側のプラグは丁度良い感じです。前回までは若干焼け過ぎの感じでしたが、綺麗なきつね色になりました。
左側のプラグも確認しましたが、こちらは真っ黒。
左側はメインジェットを変更します。
左側のメインジェットは現在260番。これを240番に変更して再度試走。
今度は左側も良い焼け色になりました。
全開状態の設定はこれでいいかな?高回転でのトルク感も感じられました。
後は、アイドリング状態でエアスクリューとスロットルスクリューを調整して、また試走。
低速から中速へのつながりが少し良くなりました。
しかしまだ重い感じが有ります。
中速から高速へのつながりは良い感じです。
再び、エアスクリューのみを1/4回転の範囲で動かして見ると、少しアイドリングが上がります。
この状態で、またまた試走。
先ほどよりも低速から中速の繋がりがスムーズになりました。
中速域のジェットニードルのクリップ位置の変更は無くても良い感じです。
ちなみに現在は左右ともに3段目になっています。
これでキャブ調整完了とします。
後は、サーキットで実際に走って調整するしか無いと思います。
前回の様な残念な結果にはならずに済みそうです。
キャブ設定が終わり、一応ギアオイルも交換しました。
ギアオイルのレベルを確認する窓から見えるオイルの色が、サーキット走行前に交換したばかりにも関わらず濁っていたもので。
少々もったいない気もしますが、ケチケチせずに交換しました。
これで準備万端になりました。
再び、サーキットに行ってきます。
「かめレーサー」でした。