「かめレーサー」はここのところ、サーキットに行けなかった事で、書籍やビデオを見て、いろいろ考えておりました。
理屈を理解する事で、恐怖心も克服出来ると考えていた為です。

ブレーキング時のレバーの握り方、タイヤのロックする寸前の感覚。
体重移動のやり方や、タイミング。
アクセルを開けるタイミングや開け方、等々。

たまに、軽く街乗りで意識しながら操作をしてみたりもしていました。
考えながら、バイクに乗るようにしていました。
バックステップを入れて、逆シフトになったせいもあり、最近はいろいろ意識しながらバイクに乗っているのです。

最近、だいぶ前にNHKでやっていた大リーガーの「イチロー」を特集した番組をビデオで見ました。
その中で、無心の話が出てきました。

イチローは試合が始まるまでに、いろいろな動作を順番にする事を決めているそうです。
さらに、バッターボックスに立ってからもひたすら同じ動作を繰り返すそうです。
そうする事で、自然に集中できるそうです。

イメージトレーニングをして集中を高めるのではなく、全く決まった動作をする事で無心で集中が出来るそうです。
脳学者の茂木先生の話でも、無心の世界をコントロールする為には単調な動作を行うことは有効との事でした。

確かに、剣道、茶道、柔道等常に決まった動作を繰り替えする事で集中力をつける事が出来ると言われています。

バイクの世界でも、まず一旦基本的な操作を身に付けたら、次は操作の事を忘れて無心で走る事で驚異的なパフォーマンスを生み出せるのでは。
ちょっと、そんな事を考えておりました。

かめレーサー wrote